古田バイトをしながらずっとチャンスを待ってたんですね。DJになれたきっかけは何だったんですか？

LUE私、レゲエという音楽ジャンルが好きなんですけど、今は横浜で話されてる先輩が福岡を離れる時に「そんなに好きならレゲエで番組やってみる？」ってタイミングよく。

古田LUEさんが諦めずにアピールし続けたからですよね。

LUE運ですよ（笑）。

古田でも、夢は諦めなければ叶うんですね。〝キラキラ職業〟じゃないですか、DJって。

LUE全然キラキラしてないですよ！　想像したよりずっと大変だった！　どの職業もそうなんでしょうけど、キラキラして見える職業ほど、裏で皆さんめちゃめちゃ努力されてるんだなぁって。何回も挫折したけど、なりたい職業だったからなんとか続いてます。でも、今も毎週挫折を感じてるかも！（笑）　だって絶対ミスするし、絶対噛むし。いつもめちゃめちゃ反省してますね。

古田生ですもんねぇ、ラジオって。

LUE反省反省の十何年っていう感じです。

古田毎回、成長してるってことですよね、それは。

LUE成長してるといいんですけど。だからその分プライベートをどう過ごすか、めちゃめちゃ考えてます。

古田おお。と言うと？

LUE例えば、どこか遊びに行くにしても、ここに行けば今度ラジオで紹介できるなぁとか。本を読む時もこの本をどういう風にリスナーさんに紹介できるだろうとか。オフはオフでしっかり楽しむんだけど、頭の片隅ではそういうことを考えてます。

古田やっぱり好きなんですよね。好きやけん、公私ともにラジオのことを考えてるんですよね。

LUEそう。だから、夢を諦めないんじゃなくて、ほんとに好きなものだったら諦めない方がいいかも！　〝好きこそものの上手なれ〟です。

古田LUEさんはDJのお仕事のどういうところが好きなんですか？

LUE人と交流するのが好きです。例えば、メールを頂いてバースデーコールをさせてもらうと、ありがとうって言われたりとか。

古田人に喜んでもらえるのが好きなんですね。広告もそんな感じで、なんか作って、そこに人が集まって、笑顔になったりとか。みんなが喜ぶ中にいるのが僕も好きなんです（笑）。

LUEそう、私も喜んでもらえて、感謝してもらえて、イベントだったら楽しんでもらえて。皆さんの笑顔を見るのがやっぱり好きなんで。

古田ラジオは聞くだけで元気になったりしますもんね。暗い気持ちの時に気分が上がったり、アドバイスがもらえたりとかですね。僕も中学生の頃よくメッセージ送ってましたもん。そしたら意外とすぐに読んでもらえて、「読まれた～」とか言って。

LUEそうそうそう、そうなの。メッセージを頂ければ頂くほど、私もテンション上がって、めちゃめちゃ楽しくなるんですよ。リスナーさんを近くに感じるし、リスナーさんもこちらを近くに感じてくれるみたいで、ほんと距離感が近い！

古田確かにですね。今は車に乗ってる時ラジオを聞くことが多いです。持ってる曲は聞き飽きてるし。それで「なんだこれは！」ってなったり。

LUE意外とそこで新しい曲を発見したりするんですよね。車で通勤する方はラジオが日課になってる人も多いみたいですね。私、朝番組で金曜を担当させてもらってるんですけど、他の曜日を担当する人が休んだ時、代わりに私が話すと「今日金曜だっけ？」って錯覚するようです。

古田それくらい身近な存在ってことですよね。その声がないと一日始まった気がしないとか、この人が出たら帰る時間とか。そういう毎日のリズムを作るところがありますよね。ラジオは何かしながら聞けますし。

LUEそうそう。だから、これからも継続できるように一つひとつを大切に、楽しく放送できたらって。

古田それが一番難しいことですもんね。流れが早い時代の中で現状を維持しながらやっていくって。

LUE多くは望みません、大きなことは望みません（笑）。皆さんと一緒に笑顔で過ごしていけたらいいなぁと思います。