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はかたみち耳鼻咽喉科 院長 宮地 英彰 出会いが道を切り開く。

出会いが道を切り開く。

宮地 英彰 × 古田 紀久郎

高良山公園 にて

はかたみち耳鼻咽喉科院長
宮地 英彰 Hideaki Miyadi
1978年筑紫野市生まれ。山口大学医学部卒業、九州大学大学院修了。[山口赤十字病院][祐愛会織田病院]等で勤務後、2013年に[はかたみち耳鼻咽喉科]を開院。自宅で母子3匹のダックスフンドと戯れる時間が癒し。
cocomi 発行人
古田 紀久郎 Kikuo Furuta
1975年久留米市生まれ。豚骨ラーメン大好きcocomi発行人。その他に、クリエイティブディレクターとして数多くの広告物に関わる。滑舌を良くする講座に通った経験あり。最終日に「ゆっくり話しましょう」とアドバイスされる。

幼い日の辛い経験から笑顔あふれる病院を作る

「機能障害があるからと言って、自分を責め悩んだり、我慢しながら過ごしたりして毎日が暗くなってしまうより、自分を認めてあげてほしい。障害も個性の一つと捉えて楽しく生活してもらいたいと思ってます」
自身も幼い頃は体が弱く、福岡の専門病院に通っていた経験を持つ宮地 英彰氏。「今はこんなにデカイんですけど…」とはにかみながら182cmあるという体を小さくする。
病のために辛い思いをした日々、優しく接してくれた医療者たちに憧れて、医者となった彼が院長を務める[はかたみち耳鼻咽喉科]は、福岡県内では珍しく多数の言語聴覚士を抱えるクリニック。一般的な外来診療に留まることなく、言語・聴覚能力のリハビリのスペシャリストとともに難聴や耳鳴り、補聴器の問題、言葉の遅れ、吃音、嚥下障害などの診療と訓練にあたっている。
「僕は医者として患者さんにあんまり甘いことは言えませんが、言語聴覚士の褒めることを重視したリハビリ方針で、一緒にいると喜びとか微笑みが生まれるんです。僕の前では泣いてた子どもも彼らの前では笑顔になる。それが僕も嬉しいですね」
機能障害に悩む患者とその家族の心を明るく照らす医療体制を実現させた宮地氏。その背景には彼の謙虚な姿勢とたゆまぬ努力が引き寄せた数々の出会いがあった。

金シールが欲しかった

“一隅を照らす”の言葉を胸に、地域のニーズに応えたい

古田僕も滑舌が気になってるからわかるんですけど、うまいこと伝わらなくて人にバカにされたら、もうしゃべりたくないってなりますもん。子どもなんか特にですね。それを褒めてもらいながら改善できたら、人生ほんとコロッと変わりますよね。

宮地ちょっとした自信が大切ですよね。実は僕も小さい頃ですね、言葉がうまく出なくて、言葉の訓練に一度連れて行ったと親に聞いてます。確かに思い返すと、うまく伝わらなくて嫌な気持ちになることが多くて。結果的に僕なんかは手を出す方だったんですよ。手が付けられないほど悪さ坊主だったみたいで(笑)。

古田え~そうなんですか? すごくお優しい感じですけど。

宮地いえいえ、人との会話が苦手だったり、発表も苦手だったりしたんですけど、小学3年生のときの担任の先生がすごく褒めてくれる先生だったんです。いいことをしたら金シールをいっぱい貼ってくれて、その金シールが欲しくて、クラスで一番多くもらうためには何をしたらいいかと子どもなりに考えて。その頃から変わったんでしょうね。やっぱり褒められるって大事ですよね。

古田その先生に出会ったことで気持ちの角度が変わったんですね。おかげで目覚めたというか。

宮地そうですね、あの先生のクラスになってなかったら、今の僕はなかったんじゃないかって思います。荒れてたんじゃないかなぁ(笑)。

理想の先生に出会って

言語聴覚士とともに診療。たくさんの笑顔がパワーの源

古田お話を聞いていると、子どものときにお世話になったお医者さんとか担任の先生とか、宮地さんは出会いがターニングポイントになって今に繋がっているように思います。

宮地そうですね、確かにそうかもしれませんね。言語聴覚士を雇うことも出会いがきっかけだったんですよね。山口の総合病院に勤務していたときに、地域で耳鼻科をやっているクリニックが言語聴覚士を雇っていて、そんなことできるのって当時びっくりしてですね。でも、難聴の子どもを早くに見つけ出したり、うまく言葉の出ない子たちがそこに行くと話せるようになってきゃっきゃと過ごしているのを見て、この先生みたいになりたいなと。

古田なるほど。

宮地でも、トントン拍子にやってこれたわけじゃなくて、最初はもう大変でした。言語聴覚士を雇って成功している医療機関なんてなかなかないですからね。やめとけと言われることが多かったんです。でも、なんとかならないかと思って、学会に参加してその先生と直接会って「先生、僕こういう者なんですけど、僕もやりたいんですよ、どうしたらいいですか?」って。金魚のふんみたいにくっついてですね(笑)。

古田ふふふ、いいっすね~!

宮地今の病院もそうですね。患者さんの診察をお願いした九大の先生が相談外来のために定期的にうちに来てくれるようになったり、彼のおかげで言語聴覚士もうちに来てくれて頑張ってくれたりですね。出会いによって助けられたと思います。いろんないいアドバイスを頂きながら。

古田宮地さんの人生の中でいろんな出会いがあって、ご自身がやるべきことを見つけて、それがみんなを幸せにできることだと信じて行動してらっしゃる。お人柄もあったんじゃないかと。それで想いを形にすることができていらっしゃるんですね。

新たな夢でさらに笑顔を

宮地実はですね、古田さん、今うちの裏に多目的室って広い部屋があるんですけど、夢があってですね。あそこの規模を拡張して訓練をする人たちだけが入るようなスペースを作ろうと思ってるんです。要するに、町の耳鼻咽喉科でありながらリハビリテーションの専門みたいなものをやりたいなぁって。

古田ああ、いいですねぇ! 宮地さんがいい出会いがあって今があるように、病院に来られるお子さんもそのお母さんたちとかも、宮地さんと出会うことで人生がコロッと変わるといいなぁとそう思いますよねぇ。

宮地患者さんたちが楽しそうに訓練に通って、自己肯定感を高めて成長する姿を見ることができたら、僕たちもほんとに幸せですね。

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高良山公園

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住所 久留米市御井町
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医療法人はかたみち
はかたみち耳鼻咽喉科

医療法人はかたみちはかたみち耳鼻咽喉科
医療法人はかたみちはかたみち耳鼻咽喉科
電話 0942-38-0801
住所 久留米市東櫛原町450-1
営業時間 9:00~13:00 14:30~20:00
※水曜は午後のみ、火・金・土曜の午後は17:00迄
定休日 日曜、祝日
駐車場