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有限会社早田工務店 代表取締役 宮地 知子 想いを受け継ぎ、人を大事に。

想いを受け継ぎ、人を大事に。

宮地 知子 × 古田 紀久郎

やきにく 肉助 にて

有限会社早田工務店 代表取締役
宮地 知子 Tomoko Miyadi
1980年久留米市生まれ。今年で創業67年目となる[早田工務店]の三代目。昨年12月、曜日によってお店が変わるシェアスペース[soda colors]を立ち上げる。中1と高1の2人の子を持ち、日々パワフルに活動中。
cocomi 発行人
古田 紀久郎 Kikuo Furuta
1975年久留米市生まれ。豚骨ラーメン大好きcocomi発行人。その他に、クリエイティブディレクターとして数多くの広告物に関わる。信じるのは“自力本願”。自身の力を付けた上で、みんなを巻き込んで幸せにしたい。

祖父との思い出を胸に工務店の若き女社長

無骨な職人のイメージが強い工務店の三代目として取材場所に現れたのは、マスクから覗くアーモンドアイが明るく優しげな女性。[有限会社 早田工務店]代表取締役・宮地 知子氏だ。こざっぱりとした服装と潔く一つに括った髪が、やはり決して生易しくはないであろう彼女が働く環境を彷彿とさせる。
「二代目の父は工務店をたたんでもいいと言ってくれたのですが、私はここの娘として生まれ育って愛着があったので、それは嫌だったんです。おじいちゃんが始めた工務店をやめるのが、どうしても悔しくて」
おじいちゃん子だったという宮地氏は小さい頃からトラックに乗せられ、現場に連れて行かれていた。優しかった祖父は職人をとても大事にする人だったという。その温かな人柄で、職人からはもちろん、顧客からも愛され、工務店は繁盛した。
そんな祖父を大学生のときに亡くした彼女は、結婚してからは耳鼻咽喉科医である夫の転勤で、福岡・山口を転々としていた。妻の実家近くで開業したいと夫が言ったことをきっかけに、30歳のとき、ずっと気に掛けていた工務店を継ごうと決意する。
経験がないまま再び現場を訪れた宮地氏。初めは頑なだった職人が笑顔を見せてくれるようになったのは、「職人さんを大事にしなさい」という祖父の教えのおかげだった。

みんなの橋渡しを担う

祖父がいつも見守ってくれているように感じるそう

古田未経験の若い女性が経験豊富な職人さんたちに仕事を頼むのは大変だったんじゃないですか?

宮地突然、「三代目です」とか言われても嫌だろうなと思いました。実際、最初はなかなか笑ってくれなくて、相手にしてもらえなくて。だから、私ができるのは何かということをまず考えて、職人さんがスムーズに仕事ができるようにコツコツと。

古田何をしたんですか?

宮地とにかく現場に足を運びました。職人さんがどんなことを考えて、どんなことを大事にしてお仕事をされているのか、ちゃんと見て聞いて把握しようと思って。お茶を出してコミュニケーションをとって、掃除を手伝ったりしていました。それを諦めずに続けていたら、笑顔で話せるようになって、皆さんが協力的に働いてくださるようになって、一体感ができたというか。

古田職人さんって、こだわりが強い感じですよね。良くも悪くも。

宮地そうですね(笑)。だから、現場の職人さんたちが考えていることと、お客さんが求められることと、あと設計士さんがこうだということと、みんな違うので、施工する側である工務店の私が入ることによって、うまく中和したいなと。

古田なるほど、橋渡しをしたいと。

宮地そういう役割を担いたいと思ってます。今はお客さんにも職人さんと会話をしてもらって、距離を縮めることで、職人さんにもお客さんの喜びを感じながら仕事をしてもらえるようにと。そうすることで、大手の会社にはないものを出せるようにしたいと考えてます。

古田そういう考えの土台になっているのが、おじいさんなんですね。

宮地そうです。職人さんを大事に、人を大事にということを祖父から学んだので。その考えを大切にやっていきたいですね。

挑戦を後押ししたい

「職人やスタッフ、夫への感謝をいつも忘れずに」と宮地氏

古田人を大切にということが、最近始められた新しい事業にも結びついてるんじゃないかと思うんですが。

宮地そうですね。[soda colors]は曜日によってお店が変わるシェアスペースなんですけど、40歳になったことを機にオープンしました。まだ若くてすごく才能があるにも関わらず、お店を始める資金がなくて、夢を諦めかけている人を何人も見てきて、そういう人たちの挑戦を応援できないかと思って。そのステージを用意することが、この10年間で私がやりたかったことの一つというか。

古田工務店の宮地さんだから、それができるってことですよね。

宮地毎年必ずヨーロッパに行って買い付けをしてきていたんですけど、コロナでそれができなくなって。行きたかったヨーロッパのお店をイメージして建てました。敷地内に新しく建てたんですけど、解体予定の空き家を新しく生まれ変わらせたり、そういう提案にも繋がるんじゃないかというのもあります。

古田空き家の問題とかも考えて。工務店さんならではの発想ですね。

宮地空き家を使って、これから[soda colors]の店舗を増やしていけたらいいですけどね。でもまずは、挑戦を後押しできる世の中にできたらと。やってみてダメだったらまた考えればいいし、うまくいけば自分のお店を構えてもいいし。そのチャレンジのお手伝いができたら嬉しいなという気持ちです。

古田僕くらいの年齢で、脱サラでもいいじゃないですか、やりたいと思った人に夢を見てもらえるようにチャンスをということですよね。

宮地そうです! そしたらまた、日本も元気になるんじゃないかなと。子どもができてからは、子どものためにも久留米を、日本を元気にしたいなと思うようになったんで。何でも諦めたら面白くないですよ、人生一度きりなので。私はやると決めたらやるタイプなんです。子どもにも目は前に付いてるから、絶対後ろを振り返るなといつも励ましてます。

古田バリバリ働いて工務店の事業をしっかり伸ばしていきながら、才能がある人の応援もして、子育てもして。パワフルですね~。

宮地パワーだけが取り柄です(笑)。落ち込んだり、後悔したりする時間ほどもったいないものはないんで。前を向いて生きていかないとですね。

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やきにく 肉助
やきにく 肉助

やきにく 肉助

電話 0942-65-9729
住所 久留米市東町34-72 イズミビル1F
営業時間 17:00~翌4:00(OS翌3:00)※木・日曜は24:00迄(OS23:00)
定休日 月曜
駐車場

有限会社早田工務店

soda colors
※写真はsoda colors
電話 0942-32-8930
住所 久留米市東櫛原町450-1
駐車場

soda colors

電話 080-9683-3854
住所 久留米市東櫛原町450-1
営業時間 曜日によって変わるため、HP参照
駐車場
HP sodacolors.com