人の喜ぶ姿が自分の喜び
蔵森 雅都 × 古田 紀久郎
Sweet enough on hairにて
- アンスリール オーナー
蔵森 雅都 Masato Kuramori - 昭和48年中間市生まれ。この道27年のエステティシャン。小学5年生と2年生の2人の子どもを育てながら、エステサロン[アンスリール]を一人で経営。さらにPTAの役員もこなす。疲れたときはハーブテントでデトックス。
- cocomi 編集長
古田 紀久郎 Kikuo Furuta - 昭和50年久留米市生まれ。豚骨ラーメン大好きcocomi編集長。その他に、クリエイティブディレクターとして数多くの広告物に関わる。ハロウィンでは近所のお祭りでみんなに喜んでもらうべく、キモ可愛いミニオンに変身した。
一対一の関係を大切に肌と会話する
いつまでも若く美しくありたい…。それは誰しもが願うこと。来年で10周年を迎えるエステサロン[アンスリール]のオーナー・蔵森 雅都さんは、女性たちの美に対する飽くなき願望を叶えてきたエステティシャン。短く切りそろえたブルーの髪に縁取られる顔は、なるほど、ピカピカですべすべ。じいっと見てみるが、程よく年齢を重ねているはずなのにシミもシワも毛穴も見当たらない…! ついほうっとため息がもれてしまう美しい肌に説得力がある。
高校卒業後、大手サロンに入社し、エステティシャンとしての技術を磨いてきた彼女。2009年にオープンした小さなプライベートサロンでフェイシャル・脱毛・ボディケアを一人で担当し、機械に頼らず一人一人の肌とじっくり向き合う。そんな蔵森さんを慕ってオープン時から通い続けるファンも多いという。
「多少は本人からコンディションを確認するけど、肌に触れたらだいたいわかります。私、肌と会話できるんで(笑)」
おもむろに立ち上がり、編集長・古田の疲れてクマができた顔を涼しい顔でぎゅうぎゅうほぐす蔵森さん。「編集長、なんかちょっとスッキリしましたよ!」と驚いた顔のスタッフ。女性客を虜にしてきたその手練手管とはいかなるものか。エステに留まらない彼女の魅力を探ってみた。
悩みは視点を変える
蔵森もう27年かな、長くこの仕事してるけど、今は外側からキレイにするのと同時に、内側からのケアも必要なのかなって。
古田と言うと?
蔵森若い時はほら、肌だけキレイにすればいいんだけど、30代後半になってくると、生き方が肌に出るから。特に40代ってね、四十不惑とか言うけど悩むんですよ、いろいろと。
古田そうですねぇ。
蔵森40代は一人じゃないから。子どものこととか、介護のこととか、勤めている人だと役職についてたり。一人じゃ解決できない悩みが多くて。どうしようもなくて一人で抱え続けてどん詰まり状態になる。それが肌に出るから。
古田僕も男ですけど、肌に出ます。仕事が詰まって考えごとが多かったり悩んだり、睡眠時間が短くなって肌がガタガタやもんねぇ。蔵森さんは姉御肌で気さくやけん、打ち解けて話しやすい雰囲気を作ってくれる。
蔵森まあ話して、いろいろ愚痴を聞いたりとか。私みたいにおもしろおかしく捉える人がいるといいんじゃないかな。視点をちょっと変えてあげると、あ、別にそんなに悩まなくていいんだって。
古田そうやねぇ。
蔵森ちょっとラクになって、また明日から過ごしてくれたら。それが肌にも表れるから。
古田なるほど。
蔵森悩みはネタに変換して返却。これが基本(笑)。言いたいのはね、40歳以降はネガティブはダメってこと。ネガでいると周りもいい気分にならないでしょ。
古田良いことも悪いことも派生しますもんね。巻き込むというか。
蔵森できない理由は探せばいくらでもあるわけよ。だけど、やらない理由を探すよりもやるためにはどうすればいいかって考えた方が、やっぱり前に一歩進めるわけじゃない。
古田マイナスなことでも、あれがあったから今はこうできるとか、プラスに還元できるしね。
蔵森そうそうそう!
個人を総合プロデュース
古田まぁ、そうは言っても難しい部分もあるけど…。
蔵森だからうちでは去年からメディカルハーブを取り入れていて。ハーブを通じて内側から変えていく。
古田調合してもらって飲む?
蔵森そう、ハーブを楽しむというより、体調に合わせてハーブを選んで飲む。ストレスを緩和してあげるハーブとか、更年期に合わせたハーブとか。そうやって内側からケアを。
古田要するにプライベートサロンで一対一でお話をして、愚痴とかも聞きながらハーブも取り入れて。
蔵森そうそうそう。お客様に合わせてね。その方の性格もあるし、コミュニケーションをとって見極めながら必要なコースをおすすめしてます。中には全部お任せの方も。
古田個人個人をプロデュースされて。かかりつけ医みたいなものやね。
人の役に立ちたい!
古田来年の春で10周年ってすごい。どうしてそんなに長く続けられるのかなって。
蔵森まぁシンプルに考えると、人の役に立つことが好き。人の喜ぶ姿を見ると、自分も嬉しくなるから。突き詰めるとそこなのかなと。だから、仕事で言えばエステを通じて、悩める女子のお世話をするし、プライベートではPTAの仕事もするし。
古田PTAではどんなことを?
蔵森広報委員長を4年。あと、子どもが習ってるタヒチアンダンスでも、衣装を作ったり、マネージャーやってる。楽しんでやってるから全然いい。
古田僕も人が喜ぶのが好きなんですよ。シーンとしたらなんとかして盛り上げんとってなる。それで、みんなが笑顔で楽しんでる雰囲気の中にいるのが好き(笑)。人前に出なくても裏方で成功させられたら嬉しいんよね。それで満足。
蔵森古田さんもそういうお仕事よね。プロデュース業だから。エステもお客様が普段の生活で輝けるように後押しできたらいい。ある意味、おせっかいおばさんよ(笑)。
古田おせっかいおばさんと、おせっかいおじさんやね(笑)。
オトナのおすすめスポット
Sweet enough on hair
住所 | 久留米市通町111-16 |
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駐車場 | 近くに有料Pあり |
脱毛・フェイシャルサロン アンスリール
電話番号 | 080-1710-1269 |
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住所 | 久留米市津福今町620-3 |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 不定、12/30〜1/3 ※HPで要確認 |