「一隅を照らす」をモットーに
- ボディワーク工房 トップレディ 代表
板橋 央乃 Hisano Itabashi - 1945年東京都生まれ。2000年より[ボディワーク工房 トップレディ]を運営。フラワーエッセンスプラクティショナーはカナダ在住の伝統的ドクターに、プラニックヒーリング・レイキティーチャーは自然界の波長合わせやディーバとのコンタクトに優れたバークレー大学文化人類学博士に師事。
- ボディワーク工房 トップレディ スタッフ
江藤 友美 Tomomi Etou - 1977年大牟田市生まれ。2003年、[ボディワーク工房 トップレディ]に入社。溺愛する中学生の息子を育てながら仕事に励む。日本エステティック協会(AJESTHE)エステティシャン。
- ボディワーク工房 トップレディ スタッフ
阿南 敬子 Keiko Anan - 1973年大川市生まれ。2007年、[ボディワーク工房 トップレディ]に入社。日本エステティック協会(AJESTHE)エステティシャン、日本リフレクソロジー協会リフレクソロジストなどの資格を持つ。
植物の偉大な治癒力で
幸せを広めたい
彼女の手にかかれば女性たちが心身共に元気を取り戻し、顔をほころばせて帰っていく。JR瀬高駅前に立つ[ボディワーク工房 トップレディ]は板橋 央乃氏が愛する四季折々の美しい草花に彩られる。
当時、海外から入って来たばかりで珍しかったフラワーアレンジメント。大学2年のとき、その最先端技術が東京青山の花屋で取り入れられると、板橋 央乃氏は導かれるままに花の世界へ。上皇后美智子様のブーケも手掛けた人物に師事し、自らの作品が受賞するほど懸命に打ち込んだ。
植物の癒しの力に魅入られていたが、女性が産み育てることが当たり前の時代。仕事を辞めることを選択したという。
その後、40代を目前に板橋氏は生まれ育った東京を離れ、みやま市へ。慣れない環境での極度のストレスが心も身体も痛める。そこで自らを癒す必要があり、学んだ各種技術と植物で作ったフラワーエッセンスを今の仕事に役立てた。
現在はエステ、経路測定のほかに九州のフラワーエッセンス製作も行い、残された人生が少しでも人々の幸せの役に立てばと願い、今も日々精進を怠らない。
何歳でも人生は再スタートできる
板橋このお店を始めたのは55歳のときですよ。
すごいバイタリティーですね!
板橋それまで親元を離れたことがない人間だったので、ストレスから狭心症の発作を起こしたり、こぶし大の子宮筋腫が3つできて、胆嚢にポリープができて胆石症にもなって、腎臓に嚢胞ができて。ストレスがどれだけ内臓を壊すか、精神的に参るかということを体験しました。そのときにはこの仕事を始めていたので、自分の身体を実験台にして、心身一助ということを学びました。店名にあるボディワークというのは、アメリカのエサレン研究所にボディワーク法という施術法があって、例えばお客様の右の背中の中央が膨らんでいる。そこは肝臓なんですよ。肝臓とリンクするのは怒りの感情なんですね。それで怒りを抑える植物エッセンスをすり込んでトリートメントをするんです。怒りが解放されて、働きが鈍った肝臓にも働きかけるんですよ。それにプラスして日本古来の施術と現代のリンパドレナージュを統合したのがうちの技術なんです。
他にない独自の技術なんですね。
板橋そうなんです。やはり柔らかい体で血液とリンパがしっかりと流れて、毒素を排泄できる身体がいかに大事かということを学んだんですね。お客様の中にも股関節の手術をして杖をついて来られた方がいらしたのですが、そのうち杖なしで歩けるようになり、ご夫婦で世界旅行に行かれました。
2人に想いを託す
今年で78歳とのことですが、そう見えないくらいお元気ですね。
板橋人間って不思議なものですね、小学4年のときに学校の先生からお手紙で「一隅を照らす」という言葉を頂いたんですよ。今の場所・立場で人様のお役に立つという意味なのですが、一隅を照らすことすら難しいんですよね。だから、自分の周りにいる人だけでも幸せになってくれるように照らせたらいいなと。昔の学校の先生ってすごいなって思いました。そういう風に人が良い言葉をかけてくれるって、どれだけ生きる糧になるかわからない。ということは、施術をしながらお客様に良い言葉をかけることで、その方もまた頑張れるんですよね。
確かに、ふとした言葉に傷つくこともたくさんあります…。
板橋ですから私はこのお店を開くときに、エステもいつか美容院のように気軽に行ける自分磨きの場所にしたいと思いました。そして、自分がされて嫌なことは一切お客様にしないと決めました。無理な押し付けはしない。お客様が安心してご来店くださるお店として、当時としては珍しい都度払いをずっと通して来ました。それに加えて、「予防、改善、毒出し」が当店のモットーで、お客様最優先が私たちの理念なのです。それを引き継いでくれるのがこの2人。お客様も2人に伝えておいてねって言うんですよ。技術的なことも理論的なこともほぼできているんですよ。
江藤私はここに来て本当に良かったなと思っていて。最初はアトピーがひどくて、人に見せられないから首にスカーフを巻いていたんですよ。
板橋誰も信じてくれないくらい、今は良くなっていますね。
江藤でも今では跡も残ってません。キレイになって自信を身につけて帰って行かれるお客様の笑顔が私は一番嬉しくて。北九州とか遠方から通ってくださる方も多いんですよ。先生に師事し、もう20年勤務させてもらってます。
阿南私は仕事で体調を崩したことがきっかけでお客としてこのお店に来て、毒出しの大切さを知りました。ここでやっているのは健康を取り戻すための美容なんです。先生の施術を通してお客様の身体が変わっていくのがわかるんです。勤続16年になりますが、私もお客様に信頼して頂けるように日々勉強です。
板橋トップレディの毒出しアイテムは顧問の医学博士と共に長年独自の技術や製品として開発されてきました。かなり独特な方法です。結果が目に見えるので、お客様も驚かれて信頼してくださいます。経絡測定でエネルギーを数値化して現在の心身状態を知り、それを施術に反映したり、人生の歩み方を相談してくださるお客様がこの不安な時代には多くなってきています。少しでもお客様のお役に立てることに残りの人生を使いたいと思っています。
ボディワーク工房 トップレディ
☎ | 0944-63-5222 |
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[所] | みやま市瀬高町下庄2339-8 |
[営] | 10:00~19:00 |
[休] | 火曜、第1・3月曜 |
[P] | 有 |