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株式会社アルカディア 代表取締役社長 大串 淳 流行を追いかけず、自ら発信する。

流行を追いかけず、自ら発信する。

大串 淳 × 古田 紀久郎

九州芸文館 にて

株式会社アルカディア代表取締役社長
大串 淳 Atsushi Ogushi
1970年小郡市生まれ。[株式会社アルカディア]にアルバイトとして入社し、叩き上げで代表取締役社長に就任。「邸宅ウェディング」を掲げる式場をはじめ、レストラン・ホテル等を経営する。休日は一人で美術館めぐり。
cocomi 発行人
古田 紀久郎 Kikuo Furuta
1975年久留米市生まれ。豚骨ラーメン大好きcocomi発行人。その他に、クリエイティブディレクターとして数多くの広告物に関わる。芸術の秋、しまっていた道具を久しぶりに取り出し油絵を描く。若かったあの頃を思い出す。

面接に落ちて直談判アルバイトから社長に

九州北部で年間千組以上の挙式数を誇る[株式会社アルカディア]。代表取締役社長を務める大串 淳氏のブライダルのプロとしての人生は、冠婚葬祭互助会を運営する企業に就職したことから始まった。
型通りの式に終始するやり方に辟易するようになった彼は、ハンドメイドにこだわった新たなコンセプトを掲げるブライダル企業を見つけた。「ここだ!」と転職を希望したものの、見事面接で落ちてしまう。そこで、アルバイトでもいいからと手紙で社長に直談判。当時、小さな子どももいたが、妻が夫の気持ちを尊重したことから、彼はその情熱によって営業成績を上げ、めきめきと頭角を現す。主任、係長、課長と順調に昇進し、すべての役職を経て6年前に42歳の若さで[株式会社アルカディア]のトップに上り詰めた。
「どの立場のスタッフでも、ぽろっと言ったひとことから、その気持ちがわかるんです。今この人はこういう段階で、こんなことで悩んでいるんだなぁって。チームでまとまって結婚式をやっているので、そういうところはいいのかなと」
あくまで謙虚な姿勢を貫く大串氏だが、2015年にはブライダル激戦区の天神に進出し、挙式に留まらない新施設[QUANTIC]をオープン。ハングリー精神の尽きない社長の仕事にかける想いとは?

ずっと廃れないものを

新施設建築のため、世界の最先端をゆくニューヨークへ

古田大串さんは、アルカディアでもうどのくらいになるんですか?

大串2002年9月に、久留米にロイヤルパークアルカディアができまして、その時オープニングスタッフとして採用して頂いたので、今年で18年目になりますね。

古田あそこはもう18年ですか!

大串そうですね。すべてのセクションを経験して代表になった今は、式を挙げるための建築物を作ったり、そのための交渉事なんかを。

古田ハード面を構築する立場になったんですね。

大串元々、学生時代から社会に出たら何かものを作るとか、生み出す仕事に就きたいなって漠然と思っていたんですよ。天神に[クアンティック]を作ることになった時は、ニューヨークに2週間とか行かせて頂いて。

古田東京とかではなくて、わざわざニューヨークまで? うわ~すごいですねぇ!

大串海外では百年前の石造りの建物を中だけリノベーションして使ったりして、良いものが長く大切にされているんですよね。私たちも今東京で人気があるとか、その時の流行りに乗ることはしたくないなぁと。時が経てば経つほど魅力のある建物になっていくように。

ムーブメントを起こす

結婚式は今、おもてなし重視の傾向に。本来の役割を取り戻した

大串私はどちらかと言うと、音楽とかアートとかファッションとか、そういったものが好きなんですよ。だから、式を挙げるのはもちろんですが、新しい文化の発信の場になったらいいなぁという想いもあります。

古田お好きというのは、そういう場所に鑑賞に出掛けられたり?

大串そうですね。この九州芸文館にもアート展をよく観に来ます。ただ作品を見るのではなくて、その時の時代背景とか作者の生い立ちとか、作品のバッグボーンがわかった上で観賞すると、この画家はどんな気持ちで描いたのかなって、すごく興味深く、より面白く観ることができるようになるんですよね。

古田そうですねぇ。

大串ワインとかも好きなんですが、今若い人たちはお酒を飲まなくなってますよね。でも、それは居酒屋の飲み放題の日本酒やワインしか飲んだことがないから。本当はもっと美味しいものがあるんだけど、飲む機会がないだけ。だから、そういう良いものをもっと知ってほしい、共有したいと思ってるんです。

古田ああ、だからご自身の感性を磨かれて。そうやって自分が良いと思うものを学んで、結婚式にしても、そうでない場合にしても、人が集まって、そこからお客さんに笑顔になってもらえるようにと。

大串そうですね。それで先日は[クアンティック]でコシノジュンコさんを呼んでファッションショーを行いました。福岡では初の試みで。

古田すごい! むしろ自らムーブメントを起こそうというわけですね。

感謝や愛情に気付く場所

大串アルカディアでは今、5つの都市で式場を展開していますが、再来年の春には、今建設中の大型商業ビルの最上階に新しい式場をオープンする予定です。

古田へ~6つ目の式場ができるんですね。

大串普通は、商業ビルと非日常を演出したい結婚式はマッチしないんですけど、そこは光と水と緑をコンセプトにしているという点でうちと合致していたんで。

古田楽しみですねぇ。

大串式を挙げるカップルと何もしないカップルのそれぞれの離婚率って知ってますか? 挙げる場合は10~20%なのに対し、何もしない場合は8割以上が離婚してるんですよ。

古田えっそんなに違うんですか!?

大串今はナシ婚の時代と言われてますが、結婚式を体験して初めて両親に友人、いろんな人に支えられてきたことに気付くんです。日頃の生活の中で感謝の気持ちや愛情って忘れがちだけど、それを再確認できる。そして感謝を伝えられる。そうやって、今までにあったいろんなことを乗り越えられるのが結婚式なんですよね。

古田みんなの笑顔を見て、人生の再スタートができる場所になると。ああ、本当にそうですねぇ。

オトナのおすすめスポット

九州芸文館
九州芸文館ー

九州芸文館

電話番号 0942-52-6435
住所 筑後市大字津島1131
営業時間 9:00~21:00
定休日 月曜※祝日の場合は翌日
駐車場

株式会社アルカディア

株式会社アルカディア
株式会社アルカディア
電話番号 0942-30-0606
住所 久留米市宮の陣3-3-28
・QUANTIC(天神)
・ロイヤルパークアルカディア  久留米
・Wedding Worldアルカディア 小倉
・アルカディアSAGA
・太宰府迎賓館